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JR西日本など 小松市と「まちづくりに関する連携協定」締結

2024.03.04
締結式に出席した漆原支社長(左から2人目)、宮橋市長(同3人目)ら=NOTE提供=

 JR西日本とJR西日本イノベーションズ、ジェイアール西日本コンサルタンツ、古民家の再生・活用事業などを手掛けるNOTE(兵庫県丹波篠山市)、石川県小松市は2月28日、同市のまちづくりに関する連携協定を締結した。5者の業務能力などを生かした連携・協力を行うことで「小松市2040ビジョン」実現を目指し、公民連携での地域活性化に向けた持続可能なまちづくりを推進していく。

 同市は、今月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に伴い、新幹線が停車するようになる。連携事項は、観光振興・経済活性化、遊休資産の利活用、公民連携での持続可能な事業・ヒトづくり、移住・定住・関係人口の促進、公共交通の利用促進、駅・駅周辺の魅力向上、その他地域活性化の促進に関することなど。

 各者の役割は、小松市は同ビジョン実現に向けた地域活性化のため、公民連携での持続可能なまちづくりを推進。NOTEは、歴史的資源の活用を起点とした関係人口創出に資する地域コンテンツの磨き上げや、持続可能なまちづくりに関する事業を進める。

 JR西日本は、鉄道の利用促進、交流人口・関係人口の拡大に資する地域素材の磨き上げや情報発信、駅周辺のにぎわい創出に貢献。JR西日本イノベーションズは、出資先をはじめとしたスタートアップ企業との連携支援などを通じ、事業推進を図る。ジェイアール西日本コンサルタンツは、まちづくりや地域における最適な交通体系の策定に関する検討などで、専門技術により事業推進に貢献する。

 同日は同市役所で連携協定の締結式が開かれ、漆原健JR西日本常務理事・金沢支社長、川本亮JR西日本イノベーションズ社長、加藤勇樹ジェイアール西日本コンサルタンツ社長、宮橋勝栄市長、藤原岳史NOTE社長らが出席。協定書に署名した。

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