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JR東海 東海道新幹線開業60周年 東京駅で出発式

2024.10.02
出発合図を行う和知駅長(右)と、テープカットする(右から)辻Ā村本部長、丹羽社長、折中本部長=東京駅=

 【東京駅】

 東京駅では、6時発の「のぞみ1号」出発に合わせて、19番線ホームで行われた。

 冒頭、あいさつに立った丹羽俊介社長は、約70億人にも上るこれまでの東海道新幹線への利用に感謝の気持ちを表すとともに、乗車中の乗客の死亡事故ゼロの継続、開業当初の最高時速210㌔から現在は同285㌔で運転している点、多い日に上下合わせて1日480本以上の列車を走らせるダイヤを実現していることなどを紹介。

 その上で「激甚化する自然災害への対応を含めた安全輸送に最優先事項で取り組んでいきたい。きょうから始まる未来に向けて、より一層皆さまに愛される東海道新幹線をつくるため努力を続けていく」と決意を語った。

 続いて、丹羽社長、辻村厚常務執行役員・新幹線鉄道事業本部長、来賓の折中啓也JR西日本常務執行役員・鉄道本部新幹線本部長がテープカット、和知勝之駅長が出発合図を行った。

 式後、丹羽社長は報道陣のインタビューに対し、開業60周年を迎えた東海道新幹線について、「先人たちが努力を積み重ねてきた日本の技術の結晶の姿といえる。これを受け継いで、皆さまに誇りに思ってもらえる魅力ある鉄道にしていきたい」と述べた。

 

 ■辻村厚(辻=しんにょうの点1つ)

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