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JR西日本・京都新聞 「京都 日本画新展2024」受賞作品決定

2024.01.17
大賞作品の「ある光の部屋」(京都新聞COM提供)

 2月2~11日に作品展

 JR西日本と京都新聞が主催する「京都 日本画新展2024」の受賞作品が決定した。2月2~11日には、京都市のジェイアール京都伊勢丹7階に隣接する美術館「えき」KYOTOで作品展を開催し、出品全作品と推薦委員の作品を鑑賞できる。

 同展は、日本画を志す若い人材の活動を奨励し、京都文化の発展に寄与することを目的とした事業で、2008年度に創設。18年度から京都府、京都市、京都商工会議所が共催となり、地域に根差した取り組みとして実施されている。

 今回は30人が出品し、大賞は山部杏奈さん(27、京都市)の「ある部屋の光」が受賞した。山部さんは、自宅の窓辺の風景をモチーフに制作に取り組んでおり、「同じ部屋、同じ窓を元に何度も描いてきました。作品は、これまで見つめてきた部屋自身の記録です」とコメントしている。

 このほか、優秀賞は竹下麻衣さん(24、島根県大田市)の「おしゃべりな糸屑たち」と、古谷優加子さん(37、兵庫県姫路市)の「迷子の風」の2点、奨励賞は高山紀久恵さん(23、秋田県雄勝郡)の「継ぐ」、小熊香奈子さん(42、大阪府和泉市)の「時がふりつもる」、田中達也さん(39、兵庫県尼崎市)の「痕跡」の3点が選ばれた。

 作品展では、出品全30点と推薦委員の作品6点を展示。開催時間10時~19時30分(最終日は17時まで)、入館は閉館の30分前まで。入館無料。一部の日には出品作家が自身の展示作品について解説する企画も予定している。

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