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JR西日本など 「新感覚XRバス WOW RIDE いこっさ!福井号」6月1日から運行開始

2024.01.24
福井の多彩な魅力を伝えるバスの左面デザイン(イメージ)=JR西日本提供=

 自然、歴史、文化車窓に映し出す

 JR西日本と京福バス、福井RIDEコーポレーション(福井市)は18日、最先端技術で福井県の魅力を楽しめる「新感覚XRバス WOW RIDE いこっさ!福井号」について、6月1日から営業運行を開始すると発表した。バスの車体には、福井の魅力をふんだんに盛り込んだラッピングデザインがあしらわれる。

 同バスは、3月16日の北陸新幹線敦賀延伸開業を見据え、初夏の導入に向けて準備を進めている。同県の自然、歴史、文化をVR(仮想現実)とAR(拡張現実)で車窓に映し出し、新しい観光体験を楽しんでもらう。使用車両は2台。

 運行概要によると、本数はJR福井駅―福井県立恐竜博物館(日中時間帯)が平日8便(4往復)、土曜日・休日12便(6往復)、同―福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(午後)が土曜日・休日に4便(2往復)、同→えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(夕刻)、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅発あわら温泉周遊(夕刻)はそれぞれ毎日1便。夏休みなど特定期間の平日は、土曜日・休日パターンで運行予定。

 車体のラッピングデザインは、福井県出身の中村サトル氏をデザイナーに起用。左面では、福井の魅力をふんだんに盛り込み、「次元を超えてどこでもいける」WOW RIDEを表現する。右面には、バスのロゴマークを大きく施す。併せて、福井を代表するXRバスになるように、「FUK(ふく)ちゃん」「UI(うい)ちゃん」の愛称を付ける。

 販売開始は3月1日10時から専用ウェブサイトで実施。団体は京福バス貸切営業部で取り扱う。3月2日に福井市観光交流センター内にオープンするふくい観光案内所でも販売予定。

 2月9日には、JR福井駅前の福井市にぎわい交流施設「ハピテラス」で同バスのお披露目式を開催。翌10日はモニターツアーがある。その後、5月まではスタッフの訓練や事前プロモーションのための運行が行われる。

 運行ダイヤ、運賃、販売に関する詳細情報は2月9日以降、同バスの特設ホームページで案内する。

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