日本鉄道車両機械技術協会関西支部 30周年記念シンポ
日本鉄道車両機械技術協会関西支部(支部長・松岡俊宏JR西日本テクノス社長)は11月22日、大阪市内で同支部設立30周年記念シンポジウムを開催した。会員企業などから約350人が参加した。
同支部は、関西地区で鉄道車両や機械の分野の仕事に携わる個人、企業を会員とする団体で、1993年7月に協会本部と同時に設立された。
主な活動として、設立当初からの「技術講演会」に加え、2001年からは支部独自の取り組みとして「鉄道固有技術の継承と再構築」をメインテーマに据えたシンポジウムを毎年開催(コロナ禍により20年度、21年度は中止)。14年からは車両、機械分野のそれぞれで他企業見学会を実施するなど、技術の進歩・改善、知識の普及に努めている。
記念シンポでは、はじめに松岡支部長、来賓の板橋孝則国土交通省近畿運輸局鉄道部次長、佐藤裕同協会会長があいさつ。松岡支部長は、コロナ禍の影響を受け鉄道業界を取り巻く情勢は大きな転換点を迎えているという認識を示した上で、「会員の皆さまのニーズと社会の課題に向き合いながら、これからの未来においてもさまざまな活動を通じてしっかりと役割を果たしていきたい」と述べた。
この後、京都大学大学院都市交通政策技術者の伊原薫氏が「30年前・30年後の鉄道交通~技術とサービス、都市計画の変遷~」をテーマに基調講演。日本政策投資銀行産業調査部兼航空宇宙室調査役の岩本学氏が「空飛ぶクルマが切り開く『空の移動革命』~広がる空の利活用の可能性~」をテーマに技術講演を行った。
また、伊原氏をコーディネーターに、JR西日本、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、京阪電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道各社の車両・機械部門の若手社員6人が、将来の鉄道システムの展望について語り合うパネルディスカッションも行われた。
検索キーワード:JR西日本
1,519件見つかりました。
1161〜1180件を表示
-
2024.01.24 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 大阪メトロとアプリ連携開始
第1弾はオンデマンドバス予約 JR西日本と大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は19日、MaaS(マース)アプリ「WESTER」(JR西日本)と「eMETRO」(
-
-
2024.01.24 JR共通(グループ) 営業・事業・車両
JR東海・JR西日本 早特商品 「WEB早特7」設定へ
JR東海とJR西日本は3月16日、北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に合わせて、お得なきっぷの新規設定、見直しなどを行う。
-
2024.01.24 政府・省庁・鉄道運輸機構 インタビュー・会見
記者会見 斉藤鉄夫 国土交通大臣
のと鉄道の復旧について―― のと鉄道和倉温泉―穴水間のうち、まずは和倉温泉―能登中島間について、JR七尾線の七尾―和倉温泉間と合わせて2月中旬の運転再開を目指
-
2024.01.23 JR西日本 予定・計画・施策
春の臨時列車 JR西日本
「かがやき」「はくたか」1日57本【JR西日本】 定期列車を合わせた1日当たりの運転本数は、山陽新幹線265本、北陸新幹線112本、在来線特急415本。
-
-
2024.01.23 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 七尾線羽咋―七尾間で運転再開
JR西日本は、令和6年能登半島地震の影響で運転を見合わせている七尾線羽咋―和倉温泉間(29・8㌔)のうち、同―七尾間(24・7㌔)の運転を22日始発から再開し
-
2024.01.23 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 23年12月
【国土交通省関係】 国土交通省が「鉄道における自動運転の導入・普及に関する連絡会」の第1回会合=導入状況などを関係者で共有、取り組みを促進へ(6日) 国交省が
-
2024.01.22 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本・NTTデータ関西 業務提携を締結 ソリューション拡販・共創で
JR西日本とNTTデータ関西は16日、ソリューションの拡販・共創に向けた販売業務提携を締結したと発表した。
-
2024.01.22 政府・省庁・鉄道運輸機構 式典・表彰
国交省など「第7回インフラメンテナンス大賞」 優秀賞に鉄道3社5件
国土交通省は16日、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、防衛省と共に「第7回インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定したと発表した
-
2024.01.22 JR西日本グループ 施設・機器
JR西日本不動産開発 「天王寺町南NKビル」が竣工・開業
JR西日本不動産開発が大阪市阿倍野区で開発を進めていた「天王寺町南NKビル」が竣工(しゅんこう)した。
-