JR西日本 北陸新幹線糸魚川―金沢間 再エネ電力導入 北陸電力と購入契約
JR西日本は2月29日、北陸電力(富山市)と再生可能エネルギー由来電力(再エネ電力)を北陸新幹線に供給するオフサイトPPA(Power Purchase Agreement=電力購入契約)を締結したと発表した。2024年度から、北陸電力が開発したJR西日本専用の太陽光発電所から発電された再エネ電力を、同新幹線糸魚川―金沢間の運転用電力に導入する。
加えて、今月16日の同新幹線金沢―敦賀間開業に合わせて非化石証書を活用した再エネ電力を導入。これにより同新幹線の運転用電力10%が実質再エネ化される。
JR西日本グループは環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン 2050」で、グループ全体の二酸化炭素(CO2)排出量を30年度に13年度比で50%削減、50年に「実質ゼロ」とすることを目指している。再エネ電力の導入は、目標達成に向けた主な取り組みの一つに位置付けられている。
JR西日本専用の太陽光発電所から同新幹線糸魚川―金沢間に導入する再エネ電力は、発電容量ベース約1万7000㌔㍗。電力量ベースでは年間約2000万㌔㍗時で、供給線区の年間運転用電力量の約17%に相当する。CO2排出削減量は、一般家庭約3200世帯分に当たる年間約8800㌧。供給は4月から25年春ごろをめどに順次開始予定。
オフサイトPPA分と、非化石証書を活用した再エネ電力導入分を合わせた場合には、同社管内の北陸新幹線の運転用電力の10%に相当する年間約3200万㌔㍗時が再エネ電力に置き換わる。CO2排出削減量は約1万200㌧、一般家庭約3700世帯分を見込む。
非化石証書は当面の間、日本卸電力取引所の非化石価値取引市場で調達する。将来的には、さらなる再エネ電力の調達も検討していく。
検索キーワード:JR西日本
1,519件見つかりました。
1161〜1180件を表示
-
2024.01.24 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 大阪メトロとアプリ連携開始
第1弾はオンデマンドバス予約 JR西日本と大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は19日、MaaS(マース)アプリ「WESTER」(JR西日本)と「eMETRO」(
-
-
2024.01.24 JR共通(グループ) 営業・事業・車両
JR東海・JR西日本 早特商品 「WEB早特7」設定へ
JR東海とJR西日本は3月16日、北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に合わせて、お得なきっぷの新規設定、見直しなどを行う。
-
2024.01.24 政府・省庁・鉄道運輸機構 インタビュー・会見
記者会見 斉藤鉄夫 国土交通大臣
のと鉄道の復旧について―― のと鉄道和倉温泉―穴水間のうち、まずは和倉温泉―能登中島間について、JR七尾線の七尾―和倉温泉間と合わせて2月中旬の運転再開を目指
-
2024.01.23 JR西日本 予定・計画・施策
春の臨時列車 JR西日本
「かがやき」「はくたか」1日57本【JR西日本】 定期列車を合わせた1日当たりの運転本数は、山陽新幹線265本、北陸新幹線112本、在来線特急415本。
-
-
2024.01.23 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 七尾線羽咋―七尾間で運転再開
JR西日本は、令和6年能登半島地震の影響で運転を見合わせている七尾線羽咋―和倉温泉間(29・8㌔)のうち、同―七尾間(24・7㌔)の運転を22日始発から再開し
-
2024.01.23 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 23年12月
【国土交通省関係】 国土交通省が「鉄道における自動運転の導入・普及に関する連絡会」の第1回会合=導入状況などを関係者で共有、取り組みを促進へ(6日) 国交省が
-
2024.01.22 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本・NTTデータ関西 業務提携を締結 ソリューション拡販・共創で
JR西日本とNTTデータ関西は16日、ソリューションの拡販・共創に向けた販売業務提携を締結したと発表した。
-
2024.01.22 政府・省庁・鉄道運輸機構 式典・表彰
国交省など「第7回インフラメンテナンス大賞」 優秀賞に鉄道3社5件
国土交通省は16日、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、防衛省と共に「第7回インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定したと発表した
-
2024.01.22 JR西日本グループ 施設・機器
JR西日本不動産開発 「天王寺町南NKビル」が竣工・開業
JR西日本不動産開発が大阪市阿倍野区で開発を進めていた「天王寺町南NKビル」が竣工(しゅんこう)した。
-