阪急 大阪梅田駅 移転開業50周年企画 歴史パネル展や催し
阪急電鉄は、23日に現在の大阪梅田駅が移転開業して50周年を迎えることを記念した企画を展開している。同駅の歴史を振り返る写真パネル展や、列車へのオリジナルヘッドマーク掲出を行っているほか、50周年当日の23日には同駅1階改札外コンコースの広場などで記念イベントを開催する。
同駅は、1910年2月22日に同社の前身である箕面有馬電気軌道の始発駅・梅田として、現在の大阪梅田ツインタワーズ・ノースのビル南端地上部分に誕生。その後、利用者の増加に対応して駅の規模を拡大するため、国鉄大阪駅の北側へ移転することになり、66年に工事着手、73年11月23日に移転開業した。9番線10ホームを擁する民鉄最大級の鉄道ターミナルが完成。2019年10月1日に大阪梅田駅に名称変更している。
開業50周年を記念したパネル展示は、同駅1階中央WEST広場で30日まで行い、同駅の姿を年代別に紹介している。
ヘッドマークの掲出対象は、神戸線、宝塚線、京都線の各1編成。各車内では、同駅の歴史や阪急阪神ホールディングスグループの大規模プロジェクト「芝田1丁目計画」を紹介するポスターを設置している。30日まで。記念入場券も23日まで、同駅各ごあんないカウンターで発売中。3枚1セット、510円。
■記念グッズ・入場券販売も
記念イベントは23日10~14時(予定)に、同駅ビッグマン前広場、1階中央WEST広場などで開催する。ビッグマン前広場はステージイベントの会場となり、同駅に関する〇×クイズ大会や、JR西日本、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、阪神電気鉄道の各社によるイベントが実施される。
1階中央WEST広場では、子どもが阪急電車、阪神電車の制服・制帽を着用して写真撮影できる企画や、記念グッズ、記念入場券の販売を行う。
記念グッズは、駅名看板アクリル2連キーホルダー2種(各800円)、ヘッドマーク缶バッジ3種(各300円)、復刻版・鉄製ミニチュアヘッドマーク14種(各1000円)を用意。一部はオンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」でも取り扱う。
このほか、同駅6号線留置車両内で子ども向けイベントとして車掌の放送体験企画を実施。改札内3カ所に記念スタンプを設置する。
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