交通新聞社 電子版

JRグループ旅客6社など 「第59回京の冬の旅」全国宣伝販売促進会議

2024.03.07
あいさつする岡田部長

 JRグループ旅客6社と京都市、京都市観光協会は5日、同市のホテルグランヴィア京都で京都デスティネーションキャンペーン(京都DC)「第59回京の冬の旅」(来年1月1日~3月20日)の全国宣伝販売促進会議を開催した。

 来年冬の京都DCでは、非公開文化財の特別公開や、定期観光バス特別コースのほか、事前予約制で京都の旅を楽しめる体験型プラン「京都『千年の心得』」など、京都ならではの〝文化力〟を発信する多彩な企画を用意する。

 非公開文化財の特別公開のテーマは「世界遺産登録30周年」と「洛陽三十三所観音霊場再興20周年」。「古都京都の文化財」が1994年に世界遺産に登録されてから30周年を迎えるのを記念して、世界遺産寺院で通常非公開の文化財を特別に公開する。また、再興20周年を迎える「洛陽三十三所観音霊場」の寺院にもスポットを当てる。

 会議には、田中誠二同観光協会会長、岡田学JR西日本理事・マーケティング本部鉄道マーケティング部長をはじめ、旅行会社、JR6社の営業担当者ら約350人が出席。

 冒頭、田中会長は「京都の歴史、文化に触れられるイベントを波状的に展開しようと考えている。場所、時期の分散などオーバーツーリズムの課題に対するソリューションを提供できるような取り組みも、これから行っていきたい」とあいさつ。

 岡田部長は「多くのお客さまに京都の文化に触れ、体感していただきたい。2025年の大阪・関西万博を前に京都の魅力を全国に発信することで、万博来場の際に改めて京都に訪れていただくことにもつなげていきたい」と述べた。この後、非公開文化財の特別公開や宣伝計画などが説明された。

検索キーワード:JR西日本

1,519件見つかりました。

941〜960件を表示

<

>