JR西日本 北陸新幹線敦賀開業 初列車の運転士・車掌インタビュー
北陸盛り上げなど抱負
JR西日本は、16日に開業する北陸新幹線金沢―敦賀間の初列車「つるぎ1号」(下り、金沢発6時)、「かがやき502号」(上り、敦賀発6時11分)を担当する乗務員を決定した。担当の運転士、車掌の4人が4日、敦賀駅新幹線ホームで報道関係者のインタビューに応じ、現在の心境や今後の抱負について語った。
開業日の「つるぎ1号」に乗務する運転士は金沢新幹線列車区の新谷均さん(42、石川県珠洲市出身)、車掌は同区の寺沢篤人さん(38、同県中能登町出身)。
新谷さんは初列車の運転を担当することについて、「このような大役をいただけるとは思っていなかった。今は緊張していますが、しっかりと準備をして当日を迎えたい」と語った。新幹線敦賀開業への思いについては「能登半島地震に遭われた方々に、敦賀開業が明るいニュースとして届くのであればうれしい。北陸が盛り上がることは日本全国の方が期待されていることだと思うので、その一員として一生懸命頑張っていきたい」と決意を述べた。
寺沢さんは「敦賀開業を楽しみにしている方、新幹線に初めて乗られる方もたくさんいると思う。その期待に応えられるようにしっかり準備していきたい」と話した。
「かがやき502号」に乗務する運転士は敦賀新幹線列車区の浦松義幸さん(48、福井県おおい町出身)、車掌は同区の和泉雅寿さん(41、富山県高岡市出身)。
浦松さんは現在の気持ちについて、「初列車の運転士をという話を聞いた時は、大変光栄だと思う半面、私で本当によいのかと身の引き締まる思いだった。今は、私個人として乗務するのではなく、これまで新幹線をつくり上げてきた方々の思いとともに乗務しようという心境です」と述べた。
今後に向けては「安全、安心に利用していただける新幹線を提供できるよう運転していく。お客さまには乗り心地の良さ、時間の正確さや速度を十分に楽しんでいただきたいと思っています」と抱負を語った。
和泉さんは「何より安全を第一に心掛けて乗務したい。その上で、敦賀開業を楽しみにしていただいた方々に最高の一日を提供できるよう、笑顔でお迎えできたらと思っている」と意気込みを話した。
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