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JR岡山支社 伯備線旅客列車 農産品輸送、駅ナカで販売

2024.07.09

 高梁エリア産品

 JR西日本中国統括本部岡山支社とジェイアールサービスネット岡山、岡山県高梁市、晴れの国岡山農業協同組合(JA晴れの国岡山)、備北広域農業普及指導センターは11日から、伯備線備中高梁―岡山間の旅客列車内の空きスペースを活用して農産品を輸送し、岡山駅の駅ナカ店舗内スペースで販売する「産直便マルシェ」を実施する。高梁エリアの農産品の認知や販路拡大、モーダルシフトの推進による環境負荷を低減した物流の実現などにつなげるのが狙い。

 同取り組みは地域共生や地域産業の振興を目的に、2021年度から毎夏、毎秋に実施。昨年度は約100万円の売り上げを記録するなど、好評を博している。

 今回の対象列車は、備中高梁発14時57分、岡山着16時3分の上り普通列車。岡山駅到着後は、配送や陳列を行い、16時30分ごろから販売を行う。

 販売商品は、地域ブランド「天空の実り」のブドウ、桃太郎シルク(トマト)、岡山白桃をラインアップ。販売日は8月29日までの毎週木曜日(祝日を除く)。農産品の供給状況などによって変更となる場合がある。初日の11日には、農産物の購入者先着20人に桃太郎シルクをプレゼントする。

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