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JR九州 日田彦山線BRTひこぼしライン 累計利用者数10万突破 開業から344日目

2024.08.14

 JR九州初のBRT(バス高速輸送システム)で運行する日田彦山線BRTひこぼしライン(添田―日田間)の累計利用者数が5日、10万人を突破した。BRT駅(バス停)の増設やBRTならではの柔軟な運用面などが利用促進に寄与し、昨年8月28日開業から344日目での達成となった。

 ひこぼしラインは、福岡県添田町、東峰村、大分県日田市にまたがる約40㌔区間。このうち彦山―宝珠山間の約14㌔が専用道区間で、そのほかは一般道を走行している。BRT駅は全36駅で、JR九州バスが運行主体として1日上下計32本を運行する。

 通学や買い物、通院などの日常利用のほか、沿線の行楽地への観光利用などで、1日平均利用者数は約290人(開業前代行バス約60人)。日田市街地を走る光岡―日田間では「直行ルート」のほかに、一部を高校や市役所を経由する「高校ルート」に変更し、利便性を高めている。

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