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JR東日本 「STATION WORK」300カ所を超える

2021.11.15

 JR東日本のシェアオフィス事業「STATION WORK」が9日、300カ所を超えるネットワーク体制となった。2020年度末の134カ所から急速に拡大。これまでのエキナカ中心からマチナカへも展開し、多様な働き方のニーズに対応していく。

 同日に開業したのは、中央線吉祥寺駅(2台)、甲府駅2カ所(同)、総武線新検見川駅(同)、京葉線千葉みなと駅(同)で、いずれも個室型テレワークブース「STATION BOOTH」。

 今月はさらに18日に大宮駅(2台)、小山駅2カ所(同)、京葉線新習志野駅(同)、検見川浜駅(同)、蘇我駅(同)、25日に南武線・武蔵野線府中本町駅2カ所(3台)がオープンする。首都圏の通勤路線駅や郊外エリアへの展開を進めるほか、在来線特急、新幹線停車駅にも設置することでさらなる利便性向上を図る。

 本年度に開業したSTATION BOOTHを見ると、エキナカとともに、フィットネスジム(ジェクサー・フィットネス&スパ大宮)やカフェ(ベックスコーヒーショップ八王子店)、新宿郵便局や秋田空港といったマチナカなどの施設への設置も進めている。

 また、広島合同庁舎やKITTE名古屋などJR東日本エリア外へも積極的に展開しており、今後も全国規模での拠点拡大を目指す。エリア別の内訳は9日時点で、北海道・東北26、関東182、中部29、関西33、中国8、四国3、九州・沖縄23。

 同事業では今後、これまでの駅を中心とした展開だけでなく、半日単位や1日単位で利用できるホテルとの提携をさらに進めていくほか、フィットネスジムやコンビニエンスストア、カフェといったライフスタイルに欠かせないコンテンツとの融合を図る。

 さらに、西武鉄道など他鉄道会社のエキナカや新幹線オフィスとの連携など、鉄道利用者の利便性向上とともに、官庁や郵便局などマチナカへも展開し、便利な環境を整えていく。

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