JR水戸支社 土浦市と包括連携協定
地域活性化など一層推進
JR東日本水戸支社と茨城県土浦市はこのほど、地域活性化や交流人口の拡大、持続可能な街づくりの一層の推進を目指す包括連携協定を締結した。
同社は同市との連携で2018年3月以降、常磐線土浦駅にサイクリング特化施設「PLAYatré TSUCHIURA(プレイアトレ土浦)」を順次整備するなど、〝自転車のまち土浦〟にふさわしい街づくりを進めている。
今回、協定を結んだのは▽移住・定住を目指した持続可能なまちづくりの推進に関すること▽地域活性化に資する取り組みの推進に関すること▽食の振興及びブランドの発信に関すること▽その他、市政の効率的、効果的な推進に関すること――の4項目。
両者の持つ知見や人的・物的資源の有効活用により各種事業を推進し、地域の課題に迅速かつ適切に対応しながら、地域社会の活性化と市民の安全・安心な暮らしの確保への貢献を目指す。
具体的には、移住・定住促進の相互推進や、サイクリングを中心とした地域活性化に向けた魅力創出、シェアオフィス整備の推進、土浦ブランド販売促進の支援などを予定している。
この日、同市役所で行われた締結式で、小川一路JR東日本執行役員・水戸支社長と安藤真理子市長が協定書を交わした。
小川支社長は「23年度の『茨城デスティネーションキャンペーン』などを見据え、本協定をきっかけに土浦市の魅力をこれまで以上に多くの皆さまに発信し、鉄道を利用して県内外から多くの方に来ていただき、地域の皆さまにも心豊かになっていただくことで、土浦市と常磐線の活性化につながれば」と述べた。
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