小田急 下北線路街 複合施設「(tefu)lounge(テフラウンジ)」など開業
小田急電鉄はきょう20日、小田原線下北沢駅の隣接地に、ラウンジやミニシアターなどが入る複合施設「(tefu)lounge(テフラウンジ)」と、飲食などの路面店2店舗をオープンする。
同線代々木上原―梅ケ丘間の地下化・連続立体交差事業・複々線化事業で生み出された約1・7㌔の地上線路跡地を開発した「下北線路街」の一部。駅の南西側にあり、駅2階の商業施設部分とデッキでつないでいる。
テフラウンジは、「まちのラウンジ」をテーマにした鉄骨造り5階建て、延べ床面積約1460平方㍍。エントランスは2階で、2階にカフェと予約制・時間課金型のラウンジ、1スクリーンのミニシアター「シモキタエキマエシネマ『K2』」、レンタルスタジオが入る。
3階は2階同様のラウンジとシェアオフィス(ブース)、4階はシェアオフィス(個室)、5階は同社の下北線路街運営・交流活動の拠点などが入る。1階はナチュラルスーパーマーケット(2月開業予定)とスタンド併設のコーヒー焙煎(ばいせん)所。
路面店は「地域の暮らしを豊かにする〝食〟」をテーマに計画し、デッキ接続の2階建ての建物の各フロアとデッキ下に4店舗分の区画(延べ床面積約230平方㍍)を整備。20日時点で、2階建て建物1階に洋食店、2階にリカーショップ&クラフトビアバーがオープン。デッキ下の飲食2店舗は2月開業予定。
今回施設がオープンした場所は、エリア名「NANSEI PLUS(ナンセイプラス)」の一角。エリア内の駅から離れた場所には、春にアートギャラリーと園芸ショップがそれぞれ開業。夏には地元の東京都世田谷区が整備中の広場が使用開始される。
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