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国交省 第23回「日本鉄道賞」の受賞者を発表 大賞にJR西日本「やくも」

2024.09.10
「特急『やくも』~沿線の文化・風景・自然とお客様、鉄道が交感する列車」(JR西日本提供)

 国土交通省は6日、日本鉄道賞表彰選考委員会(委員長・古関隆章東京大学大学院工学系研究科教授)による第23回「日本鉄道賞」の受賞者を発表した。日本鉄道大賞には、JR西日本の「特急『やくも』~沿線の文化・風景・自然とお客様、鉄道が交感する列車~」が選ばれた。

 日本鉄道賞は、鉄道に対する国民の理解と関心を深め、国民の強力な支持を得るとともに、鉄道の一層の発展を期することを目的に、鉄道に関する優れた取り組みを表彰する。今年は22件の応募の中から、大賞1件と同選考委員会による特別賞4件を選出した。

 大賞受賞の「やくも」は、山陽エリアと山陰エリアを結ぶフラッグシップという位置付け。鉄道が持っている「つながる」という機能を「点と線」から「面」へと広げ、地域の活性化にも大きく貢献することができる点などが特に高く評価された。

 特別賞は次の通り。

 Rail DiMeC研究会「鉄道の災害医療への活用(病院列車構想)」▽JR九州「ATS―DKをベースとしたGOA2・5自動運転実現について」▽宇都宮市、芳賀町、宇都宮ライトレール「HELLO,NEW CITY. 芳賀・宇都宮LRTライトライン」▽東武鉄道「『挑戦』と『協創』により沿線地域のすばらしさを発信する新たなフラッグシップ特急~プロジェクト『SPACIA X~』」

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