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JR九州 ダイヤ改正 「リレーかもめ」増発

2023.12.19

 【JR九州】

 新幹線は、山陽・九州新幹線直通の新大阪―鹿児島中央間下り「みずほ603号」を久留米(10時7分着)に停車。関西・中国地区からのビジネス利用の利便性を向上させる。

 在来線特急は、「ソニック」(博多―大分間)の20時以降の上り3本を鹿児島線福間に停車。これにより17時以降の小倉方面からの「ソニック」がおおむね毎時1本、同駅に停車する。また、大分発最終の「ソニック60号」の運転時刻を繰り上げ、福岡市地下鉄の博多発最終列車(筑前前原行き)への乗り換え時分を改善する。

 長崎線では、武雄温泉―博多間上り「リレーかもめ14号」を増発し、武雄温泉で西九州新幹線「かもめ」からの混雑緩和を図る。佐賀から博多方面の「かささぎ204号」は廃止し、続行の「同104号」を6両編成から8両に増やす。また、日豊線「ひゅうが」の一部時間帯の運転本数を見直す。

 普通・快速は、福岡エリアを中心に鹿児島線、福北ゆたか線で一部列車の増発、運転区間延長などを行い、通勤通学時間帯の混雑緩和、日中時間帯の乗車機会確保を図る。これにより、朝時間帯は鹿児島線上下各1本、福北ゆたか線下り1本、夕時間帯は鹿児島線下り1本増える。

 D&S(観光)列車は、熊本地区の「A列車で行こう」(熊本―三角間)の運行本数を1日3往復から2往復に変更し、熊本発2本の乗車時間を現行の約50分から約65分に拡大。途中の網田駅停車時間を大幅に延長し、列車旅の楽しみのさらなる充実を図る。

 宮崎地区の「海幸山幸」(宮崎―南郷間)は1日1往復に固定し、運転時刻を見直して宮崎発の乗車時間を約90分から約105分に増やし、途中の飫肥駅の停車時間を拡大する。

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