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JR九州 豊肥線の新駅設置で菊陽町と覚書締結 27年春開業目指す

2023.12.22

 JR九州は20日、豊肥線三里木―原水間(3・2㌔)の新駅設置について、熊本県菊陽町と覚書を締結したと発表した。締結日は18日付。2027年春開業を目指す。

 新駅は、三里木から1・3㌔、原水から1・9㌔の地点に設置。地上駅でホームは1面2線。鉄道施設の建設費は10億円程度を見込む。利用想定は1日約900人。

 同社は「豊肥線の肥後大津駅までは会社発足以来利用が増えており、さらにTSMC(台湾積体電路製造)の進出、将来的には熊本空港アクセス線の計画もある。お客さまが今後も伸びていくという想定の下で、新駅のメリットは十分にあると判断した」としている。

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