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JR九州 「ふたつ星4047」デビュー1周年 長崎駅で出発式

2023.09.26
「ふたつ星4047」の前でフォトセッションを行う古宮社長(右から2人目)ら

 JR九州は23日、西九州(佐賀・長崎)エリアのD&S(観光)列車「ふたつ星4047」のデビュー1周年を記念し、長崎駅在来線3番線ホームで出発式を行った。

 「ふたつ星4047」は、昨年9月23日の西九州新幹線開業に合わせて投入され、週末を中心に武雄温泉―長崎間を午前と午後でルートを変えて1往復運転。海沿いを走る景色や沿線グルメ、地域のもてなしを楽しめ、どの便もほぼ満席が続く人気列車となっている。

 式には、古宮洋二社長、萱嶋創駅長、列車デザインを手掛けた水戸岡鋭治ドーンデザイン研究所代表のほか、大村線千綿駅の駅舎内で花屋「ミドリブ」(長崎県東彼杵町)を営み、乗客のもてなしに当たる飯塚陽子さんら3人が出席した。

 初めに、古宮社長が「この1年間、たくさんの方に愛され、約3万5000人にご利用いただいた。とりわけ地域の方々のおもてなしが好評と聞いている。われわれもブラッシュアップに取り組み、地元の皆さまと一緒にさらに喜んでもらえる列車にしたい」とあいさつ。

 続いて、水戸岡氏の来賓あいさつ、フォトセッションの後、萱嶋駅長とミドリブの3人が出発合図を送り、「ふたつ星4047」が武雄温泉に向けて動き出した。

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