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鉄道・運輸機構 北陸地方整備局 石川県建設業協会と覚書 鉄道の災害対応で連携

2024.06.12

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構と国土交通省北陸地方整備局はこのほど、地震や豪雨などの大規模災害に備え、被災した鉄道の早期復旧に向けた災害対応で連携を図るため、覚書を交換した。

 災害発生時は両者が相互に連絡し、情報の収集と伝達を行うほか、機構に整備局から要請があった場合や機構が必要と判断した場合、整備局の災害対策本部などにリエゾン(災害対策現地情報連絡員)を派遣する。

 併せて、連絡体制を事前に定めて互いに共有し、防災に関する訓練、連絡調整、情報共有などにより、連携強化と防災力の向上を図る。

 

 石川県建設業協会と災害協定

 同機構は、IRいしかわ鉄道など石川県内の地域鉄道の迅速な災害復旧などを連携して推進するため、石川県建設業協会と災害協定を締結した。

 同機構とIRいしかわ鉄道が今年3月に、災害対応などの包括的連携協定を締結したことを踏まえ、同線をはじめとする北陸エリアの地域鉄道の災害復旧を迅速に進めるため、同協会と協定を締結した。

 連携事項は▽災害応急対策業務▽建設資機材調達▽連絡体制――の3点。災害時などに必要と認める時、同機構は同協会に災害応急対策業務、建設資機材調達を要請するほか、円滑な業務を行うために緊急時の連絡体制を整え、相互に連絡体制表を共有する。

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