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鉄道・運輸機構 北海道新幹線長万部駅 デザイン推薦書受領

2024.04.12
推薦案を手に記念撮影する長谷川局長(左)と木幡町長

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は5日、北海道新幹線(新函館北斗―札幌間)建設事業で整備する新駅「長万部」について、地元の北海道長万部町に提案した駅デザイン素案3案の中から、A案「人と時代が交差する 次世代に繋がる駅」を要望するデザイン推薦書を同町から受領した。今後はこれを基に実施設計を進める。

 同機構は、2022年3月に同町から受領したデザインコンセプト「湯けむり香る噴火湾、人と時代の交差点」を基に、発注先の安井建築設計事務所(大阪市)と連携して検討し、昨年10月に三つのデザイン素案を提示した。同町では、地元高校生なども交えた検討委員会で議論を重ね、町民投票などを経てA案を選んだ。

 同日は、木幡正志町長が札幌市の同機構北海道新幹線建設局を訪れ、長谷川正明局長に推薦書を手渡した。木幡町長は「駅舎内ホームから内浦湾が眺望できるようにしてほしい」などの付帯意見も伝えて、最大限の反映を要望した。

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