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小湊鐵道・いすみ鉄道など 「房総横断鉄道たすきプロジェクト」を展開

2024.09.02
「房総横断鉄道たすきプロジェクト」のロゴ

 沿線の未来を担う 新商品やサービス発掘・創出へ

 小湊鐵道、いすみ鉄道と千葉銀行、ちばぎん商店は、鉄道両社沿線の活性化を目指して「房総横断鉄道たすきプロジェクト」を展開する。千葉にまつわる商品などを取り扱うちばぎん商店のクラウドファンディングサイト「C―VALUE」のプロジェクトオーナーを募り、沿線の未来を担う新商品やサービス、イベントの発掘・創出につなげる。

 

 20日まで参加受け付け

 対象は、地域資源を生かした商品・サービスの開発やエリアの魅力を発信するイベントを担う事業者。鉄道両社沿線と関わりがあり、プロジェクト終了後も連携することなどが条件で、ジャンルは農林水産物や飲食関連、各種製造品、まちづくりや地域活性化に関する観光・レジャー・イベントなど。

 公募ページで20日まで参加申し込みを受け付け、実行委員会による審査で10企画程度を選定後、12月中旬からクラウドファンディングがスタートする予定。初期費用、ランニング費用は無料。販売手数料は支援総額の17%(総額30万円以下の場合は一律5万円)。

 今回のクラウドファンディングでは資金調達だけでなく、テストマーケティングなどの面でも効果が期待でき、小湊鐵道、いすみ鉄道や千葉銀行グループによるプロモーションや商品開発などの支援も受けることができる。

 プロジェクトの名称は、小湊鐵道といすみ鉄道の路線が房総半島をたすき掛けにしていることに加え、新たな商品や事業の創出によって地域活性化に貢献する未来への〝たすき〟、参加企業同士のマッチングなど人と人との〝たすき〟といった意味が込められている。後援は千葉県と沿線自治体の市原市、いすみ市、大多喜町、勝浦市、御宿町。協力はJR東日本千葉支社。

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