JR東日本メカトロニクス 「JREM技術展示会2023」
JR東日本メカトロニクス(JREM)は11月30日と12月1日、東京・代々木の新宿マインズタワーなどで「JREM技術展示会2023」を開催した。
開発技術の情報発信や営業活動への展開、社内活性化を目的に実施しているもので、前回から5年ぶりの開催。JR東日本グループやJR他社、民鉄、メーカーなどから2日間合計で865人が来場した。
会場では、「JREMのある暮らし」「ID認証と生活サービス」「現場の取り組み」の各テーマの下、パネルや実物を展示し、これまで培ってきた技術や知見を生かした製品、サービスを紹介。QRリーダーを搭載した新型自動改札機や、入退館ゲートを用いた顔認証実証実験、クラウド型ID認 証ソリューション「ID―PORT」などが注目を集めていた。
初日午前に開かれた講演会の冒頭、川野邊修社長があいさつに立ち、ホームドアの整備推進や、サーバー側で集中処理するシンクライアント型の改札システム、マルチ決済端末など、5年間の変化について紹介。「『お客さまに喜んで使っていただける製品やソリューション』を提供すべく、今後も皆さまと一緒にさまざまなチャレンジを続けていく」と述べた。
続いて、片方聡常務・シンクライアントシステム開発本部長が「きっぷ Suica…その先にみえるもの」、日本マイクロソフトの吉田雄哉Microsoft Technology Centerセンター長が「イノベーションの源泉―クラウド・DX・AI―」をテーマに講演した。
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