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JR西日本・阪急 リアルタイム音声認識システム実証実験

2024.07.12
「YYSystem」を活用した旅客案内の実証実験(イメージ)=JR西日本提供=

 きょうから大阪駅など

 JR西日本と阪急電鉄はきょう12日から、リアルタイム音声認識システム「YYSystem(ワイワイシステム)」を活用した旅客案内の実証実験をJR大阪駅と阪急大阪梅田駅で行う。9月13日まで。

 同システムは、自動車部品製造販売のアイシン(愛知県刈谷市)が開発。日英中韓をはじめ計23カ国の言語に対応しており、指向性マイクで収音した会話を人工知能(AI)を活用してリアルタイムで翻訳。翻訳した内容を透明ディスプレーに表示する。訪日客や聴覚に障がいのある利用者へより円滑な応対が可能になることが期待されている。

 実施箇所は、大阪駅の鉄道案内所と忘れ物センター、大阪梅田駅2階西、3階西、3階東のごあんないカウンター。実証実験で得られたデータを分析し、駅での案内でよく使用する言葉や表現への対応などについて検証する。今後は、来年4月から開催される大阪・関西万博に向けて、本導入を目指すとしている。

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