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東急電鉄　クレカタッチ機能活用の乗車サービス対応駅拡大　東横線、目黒線などに

2023.12.11 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策

　東急電鉄はあす１２日から、田園都市線で実施中のクレジットカードタッチ機能とＱＲコードを活用した乗車サービスの実証実験について、東横線と目黒線の全駅、東急新横浜線、大井町線、池上線、東急多摩川線の一部駅に拡大する。来年１月中には、新横浜駅と世田谷線を除く全駅で実証実験を開始予定。

　実験では、デジタルチケットサービス「Ｑ　ＳＫＩＰ」販売ウェブサイトで、クレカでチケットを事前購入。駅の入出場時に、クレカまたはスマートフォンなどに表示されたＱＲコードを、対応改札機の読み取り部にかざすことで利用できる。

　タッチ機能とＱＲコードに対応する改札機は、大井町線、池上線、東急多摩川線は今月中に全駅完了。１月にこどもの国線にも整備する。未整備駅では係員へＱＲコード画面を提示する。

　新横浜駅は２０２４年度内に設置、世田谷線は２４年度上期に車両または駅に読み取り機器を設置予定。

　■割安なデジタルチケット化

　併せて取り扱うチケットも見直し、今月１２日からは全線乗り放題の「東急線ワンデーパス」（７４０円）、全線とバス乗り放題の「東急線東急バス一日乗り放題パス」（１０２０円）、渋谷と自由が丘、二子玉川のエリア内１日乗り放題の「東急線トライアングルパス」（４５０円）を、通常より割安な価格でデジタルチケット化。Ｑ　ＳＫＩＰ限定で「池上線・東急多摩川線ワンデーパス」（４４０円）も販売する。

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