JR盛岡・秋田支社 北上線100周年記念企画
3駅でオリジナル駅カード 周遊ラリー開催
JR東日本盛岡支社と秋田支社はきょう1日から、今年11月15日に北上線が全線開通100周年を迎えるのに合わせ、日頃の利用に感謝の気持ちを込めて記念企画を実施する。北上、ほっとゆだ、横手の3駅でオリジナル駅カードを配布し、「駅カード周遊ラリー」を開催。11月30日まで北上駅構内で同線の歴史を振り返る記念展示を行う。
同線北上―横手間(61・1㌔)は1924年11月15日に全線開通。当初は横手駅と黒沢尻駅(現・北上駅)の頭文字を取って横黒線の名称だった。66年10月に現在の線名に改称している。
駅カードは3駅でデザインが異なり、車両と各地域にちなんだ絵柄が入る。当日有効な同線区間を含む乗車券類(入場券、定期券を除く)を提示した人に配布する。12月29日まで(8月31日を除く)。
配布場所と時間は、北上(西口改札、7~22時)、ほっとゆだ(駅前の西和賀町観光案内所、9時~17時30分)、横手(改札口、7時30分~18時30分)。各駅2000枚。周遊ラリーでは、3駅分を収集し、3駅目で全3枚を提示すると、特製記念台紙をプレゼントする。
併せて、沿線の対象観光施設(2市1町、5カ所)で買い物をして、ロゴスタンプを集めるラリーを実施。駅カードを3駅分収集して記念台紙をもらうことと、専用チラシに各市町1カ所以上、計3カ所以上のロゴスタンプを集めるのが条件。達成して北上駅西改札口で提示すると、100周年ロゴマーク入りトートバッグを先着100人にプレゼントする。
歩み振り返る記念展示も
北上駅での記念展示は、西口コンコース、新幹線改札内コンコースなどの構内各所で実施。同線の100年の歩みを新聞記事や歴史年表で振り返る展示や、過去にJR北上線利用促進協議会が実施したフォトコンテストの一部作品のパネル展示、観光PR動画の放映などを行う。
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