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JR東日本 「IT最優秀賞(顧客・事業機能領域)」の表彰式

2024.02.09
表彰式に出席した伊勢副社長(右から5人目)、小縣方樹同協会名誉会長(JR東日本取締役・監査等委員、左から5人目)ら=JR東日本提供=

 企業情報化協会の「2023年度(第41回)IT賞」で「IT最優秀賞(顧客・事業機能領域)」をJR東日本が受賞し、1月31日に東京都内で表彰式が行われた。最優秀賞受賞は同社初。

 受賞件名は「次世代の交通案内サービス 遅れ情報を反映させた〝リアルタイム経路検索〟の実現」。運行管理システムから取得した列車単位の遅延データと、従来の経路検索エンジンを連携させ、「リアルタイム経路検索」サービスを実現した。

 さらに、各事業者とデータ連携を図る「リアルタイムデータ連携基盤」を構築し、昨年2月から交通案内サービスへの提供を開始。昨年11月現在、同基盤には同社など6交通事業者が参画し、各事業者はコストや労力を抑えてデータ提供・活用が可能になり、ユーザーは広域な路線ネットワーク上でリアルタイム経路検索サービスを利用できるようになった。

 表彰式では、伊勢勝巳副社長・イノベーション戦略本部長に記念の盾が手渡された。

 このほか、山口智丈マーケティング本部戦略・プラットフォーム部門MaaSユニットマネージャーがIT優秀個人表彰の「Super SE100人衆」に選出された。

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