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JR東日本クロスステーション 冷凍駅弁のネットショップ「駅弁屋 祭」オープン

2024.09.11
駅弁の新たな楽しみ方を提案する冷凍駅弁商品

 全国各地の人気商品34種 JREモールと楽天市場に

 JR東日本クロスステーション(JR―Cross)フーズカンパニーは9日、通販ウェブサイト「JRE MALL」と「楽天市場」に冷凍駅弁ショップ「駅弁屋 祭」をオープンした。取扱商品は北海道から九州まで全国各地の人気駅弁34種類。好きなものをいつでも取り寄せて楽しめるほか、プレゼント、保存食としても活用できる。同社では「駅弁の新たな楽しみ方を提案することにより、次世代への駅弁文化の承継を目指している。今後も各社と協力し、品ぞろえを増やしていきたい」としている。

 同ショップでは、JR東京駅構内の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」で人気の10社34種類の駅弁をラインアップ。商品は冷凍庫に保存し、食べたい時に電子レンジで解凍すればすぐに味わえる。全国(沖縄・離島を除く)への発送が可能なため、遠方に暮らす友人や家族へのプレゼントも可能。送料は一律1500円。6980円以上購入の場合は無料。

 また、冷凍状態で賞味期限が30~90日ほどあり、災害時・緊急時の保存食にもなる。一部の商品は常温解凍可能で、家を出る時に冷凍庫から取り出して持参し、出張やピクニックなどの出先でほどよく解凍された駅弁を食べることもできる。

 商品のうち、JRーCross製造の冷凍駅弁は、米沢駅「牛肉どまん中」(1350円)、「同(カレー味)」(同)、東京駅「チキン弁当」(800円)、同「炭火焼風牛たん弁当」(1350円)、同「深川めし」(800円)、大船駅「鯵(あじ)の押寿し」(550円)など7種類。「牛肉どまん中」2種類は新杵屋(山形県米沢市)との共同開発商品で、同ショップ限定。

 このほか、鳥取駅「山陰鳥取かにめし」(1550円)、福井駅「越前かにめし」(1800円)、岡山駅「冷凍 桃太郎の祭ずし」(1460円)、小淵沢駅「冷凍信州名物山賊焼き弁当」(1360円)、出水駅「佐賀牛焼肉弁当」(1500円)、姫路駅「あなごめし弁当」(1040円)、神戸駅「ひっぱりだこ飯」(1100円)、旭川駅「ぎんねこ監修冷凍とりめし」(540円)、静岡駅「こだわりそぼろの鯛(たい)めし」(1000円)などをラインアップしている。

[[オープン記念詰め合わせも]] オープンを記念して、人気商品をセットにした「駅弁屋 祭 人気5商品詰め合わせセット」(送料込み4980円、限定200セット)も用意した。

 初回購入特典として、3000円以上の購入で使える500円割引クーポンを、JRE MALL、楽天市場の各ショップ先着250人に配布している(人気5商品詰め合わせセットは対象外)。

 同ショップについて、松橋信広日本鉄道構内営業中央会事務局長は「購入して製造の地に思いをはせたり、旅先で食した駅弁を自宅でまた楽しむといった、新たな関係性が生まれることを期待している」と話している。

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