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ＪＲ東日本首都圏本部など　渋谷駅新南改札を新駅舎内に移転　７月２１日から使用開始

2024.04.25 JR東日本 施設・機器
全面開業後の新駅舎のイメージ（ＪＲ首都圏本部提供）

　２６年度に全面開業予定

　ＪＲ東日本首都圏本部と同社東京建設プロジェクトマネジメントオフィス、電気システムインテグレーションオフィスは２３日、渋谷駅の新南改札を現在建設中の新駅舎内に移転し、７月２１日から使用開始すると発表した。新駅舎は、同駅へのアクセス性向上を目的に線路上空に新設を進めており、２０２６年度の全面開業を予定している。引き続きコンコース、上部オフィスフロアの整備を進めていく。

　同社は、渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、東急、東京都渋谷区と協力して、渋谷駅の国道２４６号線南側のまちづくりを推進している。

　新駅舎は鉄骨造り６階建て、延べ床面積約５３００平方㍍。コンコースは３階に設け、改札、券売機、トイレ、店舗、エスカレーター、エレベーターなどを整備する。

　フロアの構成は、１、２階がホームと荷さばきスペース、３階が駅設備、オフィスエントランス、店舗（改札内２店舗、改札外２店舗）、４～６階が賃貸オフィス（延べ床面積約３０００平方㍍、ＪＲ東日本ビルディング運営）となる。

　山手線・埼京線をまたいで、駅西側の複合施設「Ｓｈｉｂｕｙａ　Ｓａｋｕｒａ　Ｓｔａｇｅ（渋谷サクラステージ）」と東側の同「渋谷ストリーム」を結ぶ通路は暫定使用中。新駅舎の新南改札は同通路に面する。通路の幅員は現在の６㍍程度から、２６年度の全面開業後は約１２㍍に拡張される予定。

　新南改札の移転により、現在の新南改札は７月２１日０時３０分に閉鎖となる。新駅舎でオフィスフロアを含む工事中のエリアの開業時期などについては、詳細が決まり次第発表する。

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