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日本バス協会 24年度定時総会

2024.06.21
あいさつする清水会長

 日本バス協会は14日、2024年度の定時総会を東京都内で開催した。

 冒頭、清水一郎会長(伊予鉄グループ社長)は、外国人材の受け入れや人手不足対策、自動運転加速などバス業界の課題を挙げて国の支援を求めた上で、今後のバスの在り方を見据えた「バス再興10年ビジョン」を、年内をめどに取りまとめていくことを説明。「バスにできることはまだまだある。バスを夢のある産業にしていきたいと思っているので、よろしくお願いしたい」とあいさつした。

 議事では、23年度の事業報告、会計報告などの議案を承認。政策要望決議として、バス路線維持のための予算確保やEV(電気)バス導入に向けた支援の継続、自動運転バスの技術開発や支援措置拡充、外国人材活用を含むバス運転者確保などの対策と支援などを求めた。安全輸送決議では、業界を挙げて法令順守や安全教育を徹底することなどを決定した。

 本年度事業計画では、業界一丸となって安全確保の取り組みを進めるとともに、協会として事業者の運転者確保や乗合バス路線維持、運賃改定などを支援することなどを盛り込んだ。

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