第49回「交通図書賞」の表彰式
交通協力会主催、交通新聞社共催、日本交通協会協賛、交通経済研究所後援による2023年度の第49回「交通図書賞」の表彰式が27日、東京・丸の内の日本交通協会大会議室で行われた=写真=。
今回の審査対象図書は、22年11月1日から23年10月31日までの1年間に刊行・市販された運輸・交通関連図書の初版本(翻訳書、文芸書、児童書を除く)111冊。
5人の審査委員による討議の結果、第1部(経済・経営)は市川嘉一著「交通崩壊」(新潮社)、第2部(技術)は 樋笠尭士著「自動運転レベル4 どうしたら社会に受け入れられるか」(学芸出版社)、第3部(歴史)は根川幸男著「移民船から世界をみる 航路体験をめぐる日本近代史」(法政大学出版局)が受賞し、第4部(一般)は該当書なしに決まった。
また、第3部にノミネートされた吉岡桂子著「鉄道と愛国 中国・アジア3万キロを列車で旅して考えた」(岩波書店)に奨励賞が贈られた。
式には、各受賞図書の著者、出版社代表ら関係者、審査委員、主催者側から交通協力会の上野文雄会長、交通新聞社の伊藤嘉道社長、日本交通協会の浅井克巳理事長ら約40人が出席。上野会長が賞の趣旨や審査の概要について説明した後、著者に賞状と賞金、出版社の代表に記念品のトロフィーが贈られた。
式後の懇親会では、各受賞図書の著者と出版社代表から受賞の感想や作品に託した思い、制作時のエピソードが、各審査委員からは受賞作品選定の経緯が披露されるなど、和やかな雰囲気の中で歓談が続いた。
■樋笠尭士(樋=木へんに通)
■吉岡桂子(吉=土口)
検索キーワード:自動運転
119件見つかりました。
41〜60件を表示
-
2024.06.05 政府・省庁・鉄道運輸機構 予定・計画・施策
国交省 「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」とりまとめを公表
地域を4類型化し対応促す 関係省庁が共同で指針、通知 国土交通省は5月31日、「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」(議長・斉藤鉄夫国土交通大臣)のとりまとめ
-
2024.05.31 運輸関連団体 会合・催事
日本鉄道車輌工業会 定時総会・理事会 新会長に西山氏
日本鉄道車輌工業会の2024年度定時総会・臨時理事会が24日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで開かれた。
-
2024.05.31 その他業種分類 予定・計画・施策
日本信号 中期経営計画「Realize―EV100」を策定
日本信号は、2028年の設立100周年に向けた5カ年の中期経営計画「Realize―EV100」を策定した。
-
2024.05.29 バス・タクシー 予定・計画・施策
京浜急行バス・東急バス・東急 共同で自動運転の実証実験
京浜急行バスと東急バス、東急は28日から、3社共同で自動運転の実証実験を実施している。バス事業者が連携して自動運転の共同実証実験を行うのは初めて。
-
-
2024.05.16 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
東武 「東武グループ中期経営計画2024~2027」を策定
持続的成長実現へ 長期ビジョン見直し 東武鉄道は、本年度から4カ年の「東武グループ中期経営計画2024~2027」を策定した。
-
2024.05.16 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
東武 24年度の鉄道事業設備投資計画
新技術導入などに403億円 東武鉄道は、本年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。投資総額は403億円(前年度計画377億円)。
-
2024.04.16 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 24年3月
【国土交通省関係】 国土交通省が「地方鉄道向け無線式列車制御システム技術評価検討会」の第7回会合を省内とオンラインで開催=開発成果として「中間とりまとめ」を公
-
-
2024.04.02 JR九州 予定・計画・施策
JR九州 青柳会長、古宮社長が訓示 24年度スタートで
【JR九州】 青柳俊彦会長、古宮洋二社長は1日、本社会議室で役員、幹部社員ら約220人を前に年度初の訓示を行った。
-
-
2024.03.29 運輸関連団体 式典・表彰
第49回「交通図書賞」の表彰式
交通協力会主催、交通新聞社共催、日本交通協会協賛、交通経済研究所後援による2023年度の第49回「交通図書賞」の表彰式が27日、東京・丸の内の日本交通協会大会