JR九州 香椎線「自動運転(GOA2・5)乗務員」養成 1期生5人に実務認定証を交付
JR九州は15日、3月から香椎線西戸崎―宇美間で本格運用する自動運転(GOA2・5)に向けて養成していた自動運転乗務員の1期生5人に対し、実務認定証交付式を本社会議室で行った。
5人は全員博多車掌区所属で他の候補生と共に昨年12月に社員研修センターで運転法規や車両に関する机上講習を受講。1月から5人が1期生として技能講習に入り、乗務訓練や異常時訓練などを受け、今月の試験に合格した。
交付式には、松尾英典執行役員・鉄道事業本部運輸部長、自動運転乗務員5人、同車掌区の関係者らが出席。松尾部長が5人にそれぞれ実務認定証を手渡した。
この後、松尾部長が「初めての養成で大変なことがあったと思うが、よく頑張って合格していただいた」とねぎらいの言葉を贈った上で、「乗務員の確保が難しくなる中、自動運転という新しい列車の動かし方をつくってきた。これから皆さんと一緒にこの運転方法を積み上げていき、よいものにしていきたい」と述べた。
これに対し、乗務員を代表して國﨑辰郎さんが関係者への感謝を述べた後、「私たち1期生は今後の鉄道輸送の維持と発展への第一歩であると考え、誇りと責任を持って乗務していく」と決意表明した。
5人は3月から香椎線の自動運転列車に乗務するほか、他線区の車掌業務にも当たる。残る候補生も現在技能講習を受けており、3月中旬に修了する予定。
検索キーワード:自動運転
119件見つかりました。
41〜60件を表示
-
2024.06.05 政府・省庁・鉄道運輸機構 予定・計画・施策
国交省 「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」とりまとめを公表
地域を4類型化し対応促す 関係省庁が共同で指針、通知 国土交通省は5月31日、「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」(議長・斉藤鉄夫国土交通大臣)のとりまとめ
-
2024.05.31 運輸関連団体 会合・催事
日本鉄道車輌工業会 定時総会・理事会 新会長に西山氏
日本鉄道車輌工業会の2024年度定時総会・臨時理事会が24日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで開かれた。
-
2024.05.31 その他業種分類 予定・計画・施策
日本信号 中期経営計画「Realize―EV100」を策定
日本信号は、2028年の設立100周年に向けた5カ年の中期経営計画「Realize―EV100」を策定した。
-
2024.05.29 バス・タクシー 予定・計画・施策
京浜急行バス・東急バス・東急 共同で自動運転の実証実験
京浜急行バスと東急バス、東急は28日から、3社共同で自動運転の実証実験を実施している。バス事業者が連携して自動運転の共同実証実験を行うのは初めて。
-
-
2024.05.16 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
東武 「東武グループ中期経営計画2024~2027」を策定
持続的成長実現へ 長期ビジョン見直し 東武鉄道は、本年度から4カ年の「東武グループ中期経営計画2024~2027」を策定した。
-
2024.05.16 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
東武 24年度の鉄道事業設備投資計画
新技術導入などに403億円 東武鉄道は、本年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。投資総額は403億円(前年度計画377億円)。
-
2024.04.16 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 24年3月
【国土交通省関係】 国土交通省が「地方鉄道向け無線式列車制御システム技術評価検討会」の第7回会合を省内とオンラインで開催=開発成果として「中間とりまとめ」を公
-
-
2024.04.02 JR九州 予定・計画・施策
JR九州 青柳会長、古宮社長が訓示 24年度スタートで
【JR九州】 青柳俊彦会長、古宮洋二社長は1日、本社会議室で役員、幹部社員ら約220人を前に年度初の訓示を行った。
-
-
2024.03.29 運輸関連団体 式典・表彰
第49回「交通図書賞」の表彰式
交通協力会主催、交通新聞社共催、日本交通協会協賛、交通経済研究所後援による2023年度の第49回「交通図書賞」の表彰式が27日、東京・丸の内の日本交通協会大会