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近鉄リテーリング 「近大ICTメロン」のピューレ使用の金平糖

2024.02.21
「近大ICTメロン」のピューレ使用の金平糖(イメージ)=近鉄グループホールディングス提供=

 近鉄リテーリングは、近畿大学農学部や佐々木製菓(大阪市阿倍野区)と共同で、近大の学生が栽培した「近大ICTメロン」のピューレ使用の金平糖を開発した。直営土産店「GOTO―CHI(ごとーち)」などで発売している。

 近大ICTメロンは、温度調整などにICT(情報通信技術)を導入して農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易な栽培管理を可能とした「なら近大農法」によって栽培。少子高齢化に伴う農業従事者の減少や休耕地の増加といった社会問題を解決するため、農学部で同農法の確立を目指している。

 新商品は、メロンのピューレをグラニュー糖と合わせてじっくりと時間をかけて製造。メロンの甘い香りとカリッとした食感が楽しめる。缶の中央部には農業用ハウスをイメージしたデザインを描いた。70㌘入り、648円。1000個限定。

 販売箇所は「GOTO―CHI」奈良店、京都店、難波店のほか、同社運営のアンテナショップ「irodori kintetsu」阿部野橋店、通販ウェブサイト「いろどりモール」。

 今回の商品開発は、近畿日本鉄道沿線の生産者や加工業者と連携し、地域の特色を備えたユニークな商品を創出する「irodori kintetsu」事業の一環。同事業で近大ICTメロンを使用するのは、「近大ICT農法メロンジェラート」「近大ICTメロンパン」に続き3例目。

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