交通新聞社 電子版

墨滴 12月14日付

2023.12.14

 2023年もいよいよ残り半月。取材とプライベートの両方で各地へ赴き「アフターコロナ」を身をもって体感する年だった。新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、街に再びにぎわいが戻ってきた▼今年の個人的な最も大きい出来事は地方から東京への転勤になるだろうか。現在は東京地下鉄(東京メトロ)の沿線にアパートを借り、久しぶりの満員電車に揺られて仕事場へ通っている。地下鉄では訪日客の姿も多く見かけるように。インバウンドもコロナ禍前の水準に戻った▼そんな車内でつい見てしまうのが、ドア上液晶ディスプレーの動画広告。中でも、俳優の今田美桜さんと永野芽郁さんがナビゲーターとなり、週替わりで旬のトピックスを紹介する同社ビジョン向けのオリジナル番組「美人のヒミツ BEAUTY ROOM」は毎週チェックしている▼先日は白湯の効果について取り上げていた。白湯は水を沸騰させた後、50度程度の温度まで冷ましたものを指す。これを朝に飲むと血行が良くなり、冷え予防になるのに加え、基礎代謝が上がり、ダイエット効果、肩こり・腰痛の緩和や病気に負けない体づくりが期待できるという▼思い返すと、体調を崩すことの多い年でもあった2023年。白湯にもあやかり、健康第一を肝に銘じて残り半月の仕事に臨み、来たる2024年へとつなげていきたい。

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