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東京メトロ 新駅出入り口用地など公募 有楽町線延伸工事に向け

2024.07.05

 東京地下鉄(東京メトロ)は、2030年代半ばの開業を予定する有楽町線延伸区間(豊洲―住吉間)に設置される新駅2駅(枝川駅、千石駅、いずれも仮称)を対象に、「新駅出入口用地の公募」を実施している。

 同線延伸については、22年3月に南北線延伸区間(品川―白金高輪間)とともに国土交通大臣から鉄道事業許可を受け、今年6月17日付で東京都より都市計画決定が告示された。

 有楽町線延伸区間については、都市計画変更区間約4・9㌔(事業区間は駅改良を行う豊洲駅部を含む約5・2㌔)。途中、東西線と接続する東陽町を含む3駅の地下駅設置を計画している。総事業費は約2690億円を想定。同社は現在、工事着手に向けて調査・設計を進めている。

 公募は、新設2駅で地上との出入り口が必要となるため、新駅周辺の土地所有者や建物の建て替え・開発などを計画・検討中の都市開発事業者に対し、用地売却(地上権設定を含む)や出入り口設置の協力を求めるもの。募集対象エリアは(仮称)枝川駅付近(東京都江東区枝川2丁目付近)と、(仮称)千石駅付近(同区千石2丁目付近)。公募期間は27年3月末まで。

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