南海 「熱線遮蔽フィルム」でCO2削減 本社で実証実験 OPTMASSと連携
南海電気鉄道は、グリーンナノテクノロジー素材を用いた「熱線遮蔽(しゃへい)フィルム」や、赤外光を利用する「透明太陽電池」などの省エネ、創エネ技術を有するスタートアップ企業「OPTMASS」(オプトマス、京都府宇治市)と協力し、脱炭素社会の実現に向けて共に進んでいくことに合意した。
OPTMASSは、2021年に設立された大阪大学発のスタートアップ企業。環境、エネルギー問題の解決に貢献し、持続可能な社会の創造に資する技術の社会実装を目指している。
脱炭素実現へ取り組み第1弾
取り組みの第1弾として、南海電鉄本社4階の西面ガラスの一部(施工面積125・7平方㍍)にOPTMASS製の熱線遮蔽フィルム「OPT―block」を施工し、二酸化炭素(CO2)削減効果の性能評価を実施している。同規模の実証実験は初めてで、かつ世界初の取り組みという。
OPTMASSでは大阪大学と共同で、熱線を捕集する能力と透明性を両立する次世代の熱線捕集材料(熱線捕集ナノ粒子)を開発してきた。この先端素材を利用した高機能の熱線遮蔽フィルムは、窓からビル内に入る熱線を選択的に遮断することで室温の上昇を抑え、空調負荷の低減を通じて省エネ効果を産み出す。透明性と熱線遮蔽能力のバランスに優れており、既存の建物への後付け導入が容易である点に強みがあるとしている。
検索キーワード:南海
203件見つかりました。
161〜180件を表示
-
2023.12.20 民鉄・公営・三セク 営業・事業・車両
阪堺電気軌道 モ161形車による臨時特別電車 24年1月5日から31日まで運行
阪堺電気鉄道は2024年1月5日から31日まで、モ161形車による臨時特別電車を運行する。
-
2023.12.13 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
南海・泉北など4社 タッチ決済ブランドに「銀聯」追加
南海電気鉄道、泉北高速鉄道、南海りんかんバス、南海フェリーは13日から、タッチ決済ブランドに「銀聯」を追加した。
-
-
2023.12.08 政府・省庁・鉄道運輸機構 予定・計画・施策
国交省 「鉄道における自動運転の導入・普及に関する連絡会」が初会合 状況を共有し導入促進
JR九州の来春導入発表などを受け 国土交通省は6日、「鉄道における自動運転の導入・普及に関する連絡会」の第1回会合を本省内(ウェブ併用)で開催した。
-
2023.11.29 その他業種分類 コラム・企画類
ティータイム 声優・中島由貴さん
一日駅長 貴重な時間 幼少期から子役やモデルとして活動し、最近は声優のほか歌手、女優などマルチに活躍。和歌山県出身で、「和歌山県ふるさと広報大使」も務める。
-
2023.11.21 民鉄・公営・三セク 営業・事業・車両
阪堺電気軌道 一日乗車券の販売価格を改定
阪堺電気軌道は12月1日から、「てくてくきっぷ」「阪堺トリップチケット」「堺おもてなしチケット(阪堺拡大版)」「堺おもてなしチケット(南海バス拡大版)」の一日
-
2023.11.20 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 23年10月
【国土交通省関係】 国土交通省が「交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)」の計画公募(第3次)を開始(2日) 政府がトラ
-
-
2023.11.15 民鉄・公営・三セク コラム・企画類
ティータイム 藤原岳典 南海電気鉄道経営戦略グループ事業戦略部長兼経営戦略部長
関西にダイバーシティを 企業の存続や成長にDX(デジタルトランスフォーメーション)やIoT(モノのインターネット)の推進は避けて通れない。
-
2023.11.14 民鉄・公営・三セク 決算・財務
24年3月期第2四半期決算 南海電気鉄道
輸送人員増加で増収増益【南海電気鉄道】 運輸業の輸送人員増加や、不動産業のマンション販売の増加などで増収増益。通期の業績予想は4月28日発表の数値を変更。
-
-
-
2023.11.08 その他業種分類 営業・事業・車両
本 田中車輛の時代―近畿車輌前史― TMS編集部編
後世に伝えたい1冊 JR西日本、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)といった関西の鉄道をはじめ、JR東日本、東武鉄道、東京地下鉄(東京