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阪急阪神ホールディングス THINKRに出資 新たなエンターテインメント提供

2024.08.16

 阪急阪神ホールディングスと、同HDが2021年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンドの阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合は、デジタルコンテンツの企画制作や、バーチャルアーティストのプロデュース事業などを展開するTHINKR(東京都目黒区)に出資した。

 THINKRは、音楽アーティスト、ビジュアルクリエーターなどのマネジメントや、バーチャルアーティストなどのプロデュース事業を展開しているほか、バーチャルエンターテインメント領域での事業拡大を目指している。

 阪急阪神HDでは、同HDオリジナルショートアニメ「HELLO OSAKA」や、バーチャル謎解きミステリー「魔女謎解」、バーチャルライブなどでTHINKRと協業している。両社は今後、協業をさらに深め、同HDの施設などでリアルとデジタルを融合したコンテンツを展開していくとともに、メタバース事業での新たな付加価値の創出に取り組む。

 今回の出資に当たり、上田靖阪急阪神HDグループ開発室長は「バーチャルエンターテインメントは、アニメやゲームなど日本が世界に誇る文化と融和性が高い領域であり、将来的には日本を代表する産業に成長すると期待している。お客さまにリアルとバーチャルが融合する新たなエンターテインメントを提供していきたい」としている。

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