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羽田みらい開発 「HANEDA INNOVATION CITY」11月16日にグランドオープン

2023.09.21

 鹿島建設や京浜急行電鉄、JR東日本、東京モノレールなど9社が出資する「羽田みらい開発」は15日、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第1期事業)で、京急・東京モノレール天空橋駅に直結する大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(羽田イノベーションシティ、略称=HICity〈エイチ・アイ・シティ〉)のグランドオープン日を11月16日に決定したと発表した。

 同社は今年7月31日、HICityが6月30日に全体竣工(しゅんこう)し、11月にグランドオープンすることを発表していた。一部のエリアは2020年7月に先行開業している。

 HICityは、同社と東京都大田区の官民連携で羽田空港の移転拡張に伴う跡地の一部を開発したエリア。第1期事業では、天空橋駅に直結する面積約5・9㌶の敷地に地上11階・地下1階建て(延べ床面積13万1000平方㍍)の建物を整備する。

 敷地内には、研究開発施設・オフィス、先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、日本文化体験施設、飲食施設などが集まり、「先端」と「文化」の境界を越えた交流を誘発することで、日本初のスマートエアポートシティとして、新たな価値創造を実現していく。

 グランドオープンを記念して11月17~19日の3日間、「Grand Opening Event∅」を同施設とエリア周辺で開催する。世界を舞台に「先端」と「文化」の領域で活躍している表現者のトークセッション、最新のテクノロジーやアートに触れられる実証実験や作品展示、大田区や羽田の魅力を体感できるアクティビティーなど大小合わせて50以上のコンテンツを展開する。

 入場無料(一部は有料コンテンツ)、開催時間は各日10~18時。特設ウェブサイトでは最新のイベント情報を随時更新していく。

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