日本鉄道施設協会・鉄道建築協会 「第59回鉄道施設関係者新年懇親会」
日本鉄道施設協会と鉄道建築協会の共催による「第59回鉄道施設関係者新年懇親会」が11日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで開かれ、JRグループをはじめとする鉄道事業者、関係団体、工事関係会社(施設、建設、用地・協議、建築)の関係者約300人が参加し、業界のさらなる発展に向けて誓いを新たにした。新年懇親会の開催は2020年以来4年ぶり。
冒頭あいさつに立った小倉雅彦日本鉄道施設協会会長は、1日に発生した「令和6年能登半島地震」の被災地・被災者などにお見舞いの言葉を述べた上で、施設協会の各種施策、活動内容などを紹介。その上でこれからの協会組織としての役割について、「会員の皆さまのニーズに応え、喜んでいただける取り組みを引き続き進めていきたい。個人的には業界発展のための縁の下の力持ちになっていく」などと述べた。
来賓の平野邦彦鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長代理も、地震被災地へのお見舞いの言葉を述べた上で、北陸新幹線金沢―敦賀間の鉄道施設には被害がなかったことを報告。「昨年12月末の国の検査を受けて、JR西日本に管理移管した。年末から始まったJR西日本による訓練運転も再開しており、3月16日の開業には必ず間に合うと思っているのでご安心いただきたい。機構としても万全を期して開業に臨んでいく」。機構の今後の方向性については「鉄道技術のみならず、鉄道の計画といった面も含めて切磋琢磨(せっさたくま)して取り組んでいく」などと説明した。
鉄道事業者を代表して登壇したJR東日本の伊勢勝巳副社長・イノベーション戦略本部長は「今後15年ぐらいで建設・運輸業界は15%ぐらい生産年齢人口が減少すると言われている。この課題を解消するための機械化、装置化、システム化、DX(デジタルトランスフォーメーション)を介して効率的に仕事が進められるようにしていくことは、鉄道事業者としての役割と考えている」などと述べて、業界団体と一体となった取り組みをさらに加速させていく考えを示した。
検索キーワード:JR西日本
1,519件見つかりました。
1161〜1180件を表示
-
2024.01.24 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 大阪メトロとアプリ連携開始
第1弾はオンデマンドバス予約 JR西日本と大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は19日、MaaS(マース)アプリ「WESTER」(JR西日本)と「eMETRO」(
-
-
2024.01.24 JR共通(グループ) 営業・事業・車両
JR東海・JR西日本 早特商品 「WEB早特7」設定へ
JR東海とJR西日本は3月16日、北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に合わせて、お得なきっぷの新規設定、見直しなどを行う。
-
2024.01.24 政府・省庁・鉄道運輸機構 インタビュー・会見
記者会見 斉藤鉄夫 国土交通大臣
のと鉄道の復旧について―― のと鉄道和倉温泉―穴水間のうち、まずは和倉温泉―能登中島間について、JR七尾線の七尾―和倉温泉間と合わせて2月中旬の運転再開を目指
-
2024.01.23 JR西日本 予定・計画・施策
春の臨時列車 JR西日本
「かがやき」「はくたか」1日57本【JR西日本】 定期列車を合わせた1日当たりの運転本数は、山陽新幹線265本、北陸新幹線112本、在来線特急415本。
-
-
2024.01.23 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本 七尾線羽咋―七尾間で運転再開
JR西日本は、令和6年能登半島地震の影響で運転を見合わせている七尾線羽咋―和倉温泉間(29・8㌔)のうち、同―七尾間(24・7㌔)の運転を22日始発から再開し
-
2024.01.23 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 23年12月
【国土交通省関係】 国土交通省が「鉄道における自動運転の導入・普及に関する連絡会」の第1回会合=導入状況などを関係者で共有、取り組みを促進へ(6日) 国交省が
-
2024.01.22 JR西日本 予定・計画・施策
JR西日本・NTTデータ関西 業務提携を締結 ソリューション拡販・共創で
JR西日本とNTTデータ関西は16日、ソリューションの拡販・共創に向けた販売業務提携を締結したと発表した。
-
2024.01.22 政府・省庁・鉄道運輸機構 式典・表彰
国交省など「第7回インフラメンテナンス大賞」 優秀賞に鉄道3社5件
国土交通省は16日、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、防衛省と共に「第7回インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定したと発表した
-
2024.01.22 JR西日本グループ 施設・機器
JR西日本不動産開発 「天王寺町南NKビル」が竣工・開業
JR西日本不動産開発が大阪市阿倍野区で開発を進めていた「天王寺町南NKビル」が竣工(しゅんこう)した。
-