JR東日本など 「『空飛ぶクルマ×鉄道×まちづくり』シンポジウム in NAGANO」開催
JR東日本とジェイアール東日本企画、川崎重工業(東京都港区)、MS&AD インターリスク総研(同千代田区)、国際経済研究所(同)、FPV Robotics(同渋谷区)、長野県、山梨県は24日、長野市の「長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)」で、「空飛ぶクルマ」を使った新しい移動体験と価値の提供について考える「『空飛ぶクルマ×鉄道×まちづくり』シンポジウム in NAGANO」を開催する。
会場では、空飛ぶクルマの実機を長野県内で初展示。運転席の乗車体験が可能で、新たな移動手段の車内空間の雰囲気を楽しめる。また、「空飛ぶクルマが降り立つ未来の駅」のVR(仮想現実)体験展示(10歳以上対象)では、空飛ぶクルマの駅での離発着や搭乗までのポートの様子、搭乗して都市上空を飛行する体験コンテンツを試すことができる。
多くの街づくりを手掛ける建築設計事務所「オンデザイン」代表で東京理科大学准教授の西田司氏による講演会とパネルトークでは、空飛ぶクルマの導入に伴う街の変化への期待を考察。また、空飛ぶクルマの活用の可能性を検証するため、昨年12月に長野市内で実施したヘリコプターによる実証実験の結果を報告する。実証実験の成果報告パネル展示も行う。
また、空飛ぶクルマと鉄道・新幹線の接続による新たな移動体験というテーマに基づく4件程度の話題について、来場者を交えたグループワーク形式のワークショップを開催。西田代表もアドバイザーとして参加し、空飛ぶクルマの活用について考える。
講演会、ワークショップの申し込みは、23日まで専用フォームで受け付ける。入場無料。
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