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JRグループ旅客6社 東京駅で「新幹線でつながる旬食フェア」

2024.05.14
「新幹線でつながる旬食フェア」のポスターイメージ(JR東日本提供)

 新幹線荷物輸送の全国展開を記念

 JRグループ旅客6社は17、18日、各社の新幹線による荷物輸送サービスが始まり、新函館北斗駅から鹿児島中央駅までつながったことを記念して、荷物輸送サービスで初の連携イベント「新幹線でつながる旬食フェア」を東京駅地下1階のイベントスペース「スクエア ゼロ」で開催する。全国各地の特産品など約60商品を各新幹線で次々と東京駅に輸送し販売するほか、会場では各社の新幹線荷物輸送サービスのPRを行う。

 新幹線による即日荷物輸送サービスは、JR東日本、JR北海道、JR西日本、JR九州が2021年から本格的な取り組みを開始。今年に入ってJR東海が加わり、全国ネットワークとして完成した。他の輸送手段と比較して、速達性や定時・安定輸送、低振動、環境負荷が小さいことが強みだ。

 JR東日本は「はこビュン」、JR東海は「東海道マッハ便」、JR西日本は「FRESH WEST」、JR九州は「はやっ!便」の名称で展開している。

 フェアでは、北海道の「函館みかどのいかめし」(「はやぶさ14号」12時8分着)、秋田県の「まんさくの花 朝しぼり日本酒」(「こまち16号」13時4分着、17日のみ)、愛知県のスイーツ「ぴよりん」(「こだま704号」10時48分着)、山口県の「活きサザエ」(「こだま844号」→「同728号」16時48分着、17日のみ)、愛媛県の「河内晩柑」(「しおかぜ6号」→「こだま720号」14時48分着、同)、鹿児島県の「両棒餅(ぢゃんぼ餅)」(「さくら544号」→「こだま728号」16時48分着)など、各地から商品が続々と到着。準備でき次第販売を開始する。11時30分~20時。

 人気の一部商品は、当日に会場で事前に整理券を配布する予定。また、会場では各社の荷物輸送サービスの紹介パネル展示やデジタルサイネージを通じて、各社の担当者が説明を行う。出展者は6社とジェイアール東日本物流、ジェイアール東海物流、ジェイアール西日本マルニックス、JR九州商事。

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