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JR九州 霧島神宮駅 3月22日に駅舎リニューアルオープン

2024.01.30
待合空間の完成イメージ(JR九州提供)

 JR九州は25日、日豊線霧島神宮駅の駅舎を3月22日にリニューアルオープンすると発表した。同社が駅や路線のにぎわいづくりに地域と協働で取り組むプロジェクト「九州 DREAM STATION」の一環で、〝にぎわい〟パートナーのIFOO(鹿児島市)が改修を担当した。

 IFOOは、地方創生に対する取り組みの中で、鹿児島の食や建築文化を通して価値を再変換して発信することを目指すデザイン会社。鹿児島市内で高級民泊施設「萌蘖(ほうげつ)」を運営するほか、JR九州が今年春に運行開始する新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」のデザインも手掛ける。

 今回のリニューアルでは、鹿児島県産の杉材をほぼ100%使用。鹿児島大学農学部の演習林から切り出した高さ4㍍の柱をシンボルの〝御神木〟として駅舎内に据え、国重要文化財指定の霧島神宮の最寄り駅にふさわしい空間に生まれ変わる。

 また、同社は駅舎改修に合わせて、駅から霧島神宮までの道のりや周辺地域でできる「体験」のブラッシュアップにも取り組む。第1弾として、駅隣接の歴史ある石蔵や遊 休倉庫を改修。同日は飲食店とバー&ギャラリーも同時オープンする。

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