指定席 JR九州・浦佑希氏
JR九州の鉄道プロモーションでリーダーを務める鉄道事業本部営業部営業課課長代理
浦 佑希 (うら ゆうき)氏
あす9日、九州新幹線部分開業(新八代―鹿児島中央間)20周年記念イベント「つばめはたち」が沿線5駅で開催される。最大7000人の参加者が乗り放題きっぷで各駅を巡り、オリジナルグラスで地酒やドリンクを味わい、駅社員と乾杯して新幹線「つばめ」の〝二十歳〟を祝うというユニークな趣向だ。
話題性の高いイベント企画で定評のあるJR九州において、2022年9月の西九州新幹線開業を盛り上げる「かもめ楽団」、昨年9月の同1周年記念「GO WEST」の大型イベントを成功に導いてきた。そのポイントを「非日常体験を通じた参加者の一体感」と語る。
「かもめ楽団」は初担当ながら、それまでの参加者が「見て感動する」から「体験してもらう」へと大胆にシフトチェンジした。歌と演奏で一体感を醸した参加者の盛り上がりに確かな手応えを感じ、翌年の「GO WEST」にも方針を引き継いだ。
「もう一度、『かもめ』に全国の注目を浴びさせたい」。一体感と前例のない企画として〝無理〟したというのが、真っ赤な「Tシャツきっぷ」だった。Tシャツそのものを乗車券にするのは前代未聞。「きっぷの制度チームが九州運輸局に粘り強く交渉し、何とか実現できました」と感謝する。
これに限らず、「新幹線部や運輸、乗務員職場などの協力なくしては成立しない」といい、「そのためにも、他の部署の人たちにも面白いねと思ってもらえる企画にしなくてはならない」と語る。
「GO WEST」は「みんながTシャツを着て、知らない人同士が話をするなど、フェスのような一体感が生まれてすごくうれしかったです」と大成功。あすも新たな一体感が見られそうだ。(松尾 恭明記者)
略歴 2008年4月JR九州入社。熊本支社、旅行事業本部、上海事務所、鉄道事業本部営業部営業課・D&S(観光)列車担当などを経て22年4月から現職。38歳。
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