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鉄道・運輸機構 北陸新幹線金沢―敦賀間で260キロ運転

2023.11.28
高速走行時の車内でモニターを見ながら電車線などを確認する関係者(鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供)

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は24日、来年3月16日に開業する北陸新幹線金沢―敦賀間の車両走行試験で、同日未明に営業運転時の最高速度である時速260㌔で問題なく走行できることを確認したと発表した。

 同区間では9月23日にJR東日本の新幹線電気・軌道総合検測車「East i(イーストアイ)」、同26日にはJR西日本のW7系新幹線車両が初めて入線。新幹線車両を使用して、土木構造物や軌道、電車線、信号設備などの機能確認を目的とした走行試験を実施してきた。今月1日からは速度向上試験として、徐々に速度を上げつつ確認を行っていた。

 車両走行試験は12月9日まで実施する予定。その後、国土交通省による完成検査、JR西日本による訓練運転などが行われる。

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