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鉄道・運輸機構 整備新幹線の建設・維持管理コストを低減へ 防音壁の新技術を公募

2023.10.26

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、整備新幹線の建設・維持管理コストを低減するため、これに寄与する防音壁に関しての新技術を公募している。11月22日まで。

 応募条件は▽既に道路事業、在来線鉄道事業、建築分野などにおいて実用に供された、または実用化に向けた開発や試験を行っている新技術であること▽技術評価の過程において、技術評価にかかわる者(委員会や事務局など)に対して、応募された新技術の内容の開示について同意できること▽技術評価結果の公表に同意できること(技術開発途中などの事情により公表できない場合は除く)――の3点。

 対象は民間企業(JVを含む)、または民間企業と共同開発を行う個人、大学など。応募に必要な資料は同機構ホームページからダウンロードし、電子メールか郵送または持参する。

 応募があった新技術に対して、汎用(はんよう)性やコスト低減の可能性とともに、鉄道構造物等設計標準などに示された性能の確認に必要な項目、整備新幹線の建設などへの適用可能性について評価する。

 技術評価の実施に際しては、有識者らで構成する委員会で資料に基づき応募者が説明を行う。その際、追加資料の提出や応募資料の詳細説明を求める場合がある。

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