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鉄道・運輸機構 北海道新幹線整備事業 「立岩トンネル」貫通 通算8本目

2024.07.26
貫通地点付近(鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供)

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の北海道新幹線(新函館北斗―札幌間)整備事業で18日、新八雲(仮称)―長万部間の「立岩トンネル」(延長1万7040㍍、八雲町、長万部町)が貫通した。

 全工事延長約212㌔の約8割を占めるトンネル区間(全17本)のうち、掘削完了したトンネルは、今年3月に貫通した幌内トンネル(555㍍、長万部町)以来8本目。

 立岩トンネルは、新八雲方から「立岩工区」「山崎工区」「ルコツ工区」「豊津工区」の全4工区からなり、2014年3月の立岩工区を手始めに順次工事着手。いずれも工法は、機械や爆薬で掘削した後に吹き付けコンクリートなどで補強する「NATM(ナトム)」を採用した。

 今回、現場となった山崎工区(4960㍍、八雲町、16年2月工事着手)では、沿線住民20人を招いた見学会が行われ、貫通地点(新青森起点209㌔654㍍)付近でその瞬間が披露された。

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