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関東民鉄3社社長 国交大臣に報告 精神障がい者割引導入で

2024.04.17
斉藤大臣(左端)に報告を行う3社の社長

 首都圏、関西の鉄道事業者各社が11日に精神障がい者割引導入を発表したことを受け、民鉄各社を代表して京成電鉄の小林敏也社長、東急電鉄の福田誠一社長、京浜急行電鉄の川俣幸宏社長が15日に国土交通省を訪れ、斉藤鉄夫大臣に報告を行った。

 斉藤大臣は「来年4月1日から大手民鉄全社で精神障がい者割引実行の決断をいただき感謝している。大手民鉄16社とJR旅客6社全てで割引が実現することになり、心から敬意を表したい。共生社会実現のけん引力になっていただきたい」とあいさつ。小林社長が「共生社会の中で多くの方にご利用いただく一助になれば」と述べた。

 民鉄各社では既に精神障がい者割引を導入した社もあり、大手16社では東急、京急を含む7社が導入済み。京成は今年6月から、残る8社も来年4月1日までに導入予定。また、首都圏大手9社などが加盟する関東ICカード相互利用協議会では来年4月1日に、障がい者用ICカードのサービス対象を精神障がい者に拡大する。

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