交通新聞社 電子版

東急・相鉄 横浜駅きた西口施設 ブランドロゴマーク決める 24年3月竣工へ

2023.08.18
㊤建物の外観イメージ㊦ブランドロゴマーク(東急提供)

 先進的な横浜のシンボルに

 日本初の「国家戦略住宅」を整備

 東急グループ、相鉄グループなどが加わる「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」で、整備中の施設建築物「THE YOKOHAMA FRONT(ザ ヨコハマ フロント)」のブランドロゴマークが決定した。来年3月に竣工(しゅんこう)予定。

 同施設は、横浜駅近接の鶴屋町地区(敷地面積約6690平方㍍)に整備。鉄筋コンクリート造り・一部鉄骨造り地上43階・地下2階建て、延べ床面積約7万9330平方㍍、高さ約178㍍。日本初認定の「国家戦略住宅整備事業」として、産業の国際競争力強化や国際的な経済活動拠点形成のため都心部の住宅整備を図るもので、4~41階がレジデンス(459戸)とホテル・サービスアパートメントとなる。

 施設コンセプトは「横浜発の新しい都心価値『デュアルバリューの創造』」で、住宅整備で求められる「快適・利便」と、地区の特性である「繁華・愉楽(ゆらく)」の二つの価値を追求する。

 ロゴマークは、横浜のフラッグシップとなることを目指し、「FRONT」の文字を旗に見立てたデザイン。新たな時代の風を感じ、先進的な横浜のシンボルになる様子を表現した。

 1~4階のクリニックモールを含む商業施設、42階の国際交流・情報発信機能を備えた「(仮称)グローバルスカイコモンズ」、ホテル・サービスアパートメントについては、東急と相鉄アーバンクリエイツの2社の保留床取得が決まっている。

検索キーワード:東急

317件見つかりました。

1〜20件を表示

>