交通新聞社 電子版

ティータイム 野本弘文 東急グループ代表

2024.01.31

 自らビジョン、会社の姿共有 

 目まぐるしく変わる事業環境を踏まえて、「中長期的な未来を想像し、機会を捉えていかなければならない。DX、GXを抜きでは考えられず、特に生成AIはインターネット誕生以来の大きなインパクトをもたらす可能性を感じている」。

 新型コロナウイルス感染症も収束傾向にある中で、コロナ禍前の水準に回復している鉄道をはじめとするグループの各事業。今後のさらなる成長に向けては「一番大事なことはトップ自らが、何をするべきかというビジョンを示し、5年後、10年後の会社の姿をどのような会社に成長しているのかを、従業員の皆さんと共有すること」と強調する。

 「外国人旅行客が訪れた街」で渋谷が初めて1位となった。渋谷を拠点に多彩な開発事業に取り組む東急グループ。5月に「渋谷アクシュ」が竣工(しゅんこう)、7月には「渋谷サクラステージ」が全面開業する。「渋谷の街に多くの人が長い時間滞在し、何度も訪れたいと思っていただくために、常に『楽しさ、豊かさ、美しさ』を意識してほしい」と訴える。

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