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西鉄 天神大牟田線開業100周年記念 ラッピング列車出発式

2024.04.16
記念ヘッドマークを手渡すパントビスコ氏(左)と松藤本部長

 西日本鉄道は12日、西鉄天神大牟田線の開業100周年を記念し、西鉄電車公式キャラクター「ガタンコとゴトンコ」をデザインしたラッピング列車の運転を開始した。

 天神大牟田線は1924年4月12日に前身企業の一つである九州鉄道の福岡―久留米間が開業。39年7月に現在の福岡(天神)―大牟田間が全線開通した。今年5月23日には貝塚線も100周年を迎える。

 ラッピング列車は3000形5両編成の車体側面に、ガタンコとゴトンコや西鉄バスキャラクター「ババ・バスオ」などがあしらわれ、窓下には天神大牟田線全51駅の駅名が並ぶ。両方の先頭部には記念ヘッドマークを掲出する。

 この日は福岡(天神)駅1番線ホームでラッピング列車の出発式が行われ、松藤悟取締役・常務執行役員・鉄道事業本部長が「長い間、お客さまや沿線地域の皆さまのおかげで走り続けることができた。これからも愛され続ける西 鉄電車を目指し、安全第一で頑張っていく」とあいさつした。

 続いて、キャラクターやラッピング列車のデザインを手掛けた福岡出身のクリエーター・パントビスコ氏から松藤本部長に直筆イラストとヘッドマークが手渡された。この後、野口博文福岡管理駅長とパントビスコ氏が並んで列車に出発合図を送った。

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