JRグループ4社 「大阪・関西万博」機運盛り上げ ラッピング新幹線運転開始
東海道、山陽、九州、北陸で
JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の4社は13日、開催1年前となった「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)の機運をより一層盛り上げようと、「大阪・関西万博ラッピング新幹線」の運行を各新幹線で開始した。運行区間は、東海道・山陽新幹線東京―博多間、山陽・九州新幹線新大阪―鹿児島中央間、北陸新幹線東京―敦賀間で、使用車両はJR西日本所属の3編成、JR東海所属の1編成。ラッピング新幹線は敦賀から東京、新大阪などを経て鹿児島中央まで計2000㌔以上を走行し、全国的な機運の盛り上げを図る。
ラッピング新幹線は、ドア横に大阪・関西万博のロゴマークや公式キャラクター「ミャクミャク」などのデザインが施されている。
使用車両は、東海道・山陽新幹線N700系(16両1編成、JR西日本所属)、東海道・山陽新幹線N700S(同、JR東海所属)、山陽・九州新幹線N700系(8両1編成、JR西日本所属)、北陸新幹線W7系(12両1編成、同)。期間は万博の会期終了まで。
同日、JR西日本では博多駅12番線ホーム、敦賀駅13番線ホームで出発式、新大阪駅20番線ホームで報道公開を行ったほか、大阪駅・大阪ステーションシティ「アトリウム広場」でラッピング新幹線運行開始記念イベントを開催した。
このうち、博多駅12番線ホームではラッピング列車のN700系「のぞみ24号」が出発した後、同じくラッピングされた山陽・九州新幹線「さくら550号」の出発式を開催。JR西日本の吉井彰浩駅長とJR九州の加藤邦忠駅長がそろって合図を送り、列車が新大阪に向けて出発した。
式後、吉井駅長は「ちょうど開催1年前にラッピング列車の運行を開始し、大阪・関西万博を盛り上げていく大きな原動力になる」、加藤駅長は「万博を機に九州にも多くのお客さまに足を運んでいただけるよう、しっかり準備したい」と話した。
また、新大阪駅の報道公開では、JR西日本の綿島崇倫地域まちづくり本部交通まちづくり戦略部万博プロジェクト推進室担当課長が、JR東日本、JR東海、JR九州の協力に対して謝意を表した上で、「新幹線のネットワークで万博の機運を広げていければ」と述べた。
記念イベントは、「ミャクミャク」と、JR東日本の「Suicaのペンギン」、JR東海の「TOICAのひよこ」、JR西日本の「カモノハシのイコちゃん」、JR九州のSUGOCAキャラクター「カエルくん」の各交通系ICカードキャラクターがテープカットを行い、運行開始を祝った。会場では、各キャラクターとの記念撮影会やJR東日本、JR西日本、JR九州のグッズ販売が行われた。
このほか、JR東海も同日に東京駅15番線ホームでラッピング新幹線の報道公開を実施した。
検索キーワード:JR東日本
3,626件見つかりました。
3281〜3300件を表示
-
2023.11.14 JR東日本 予定・計画・施策
JR東日本 横浜駅で「スキマ時間の有効活用を提案するサイネージ」の実証実験
JR東日本は10日から、横浜駅改札外の中央通路内で「スキマ時間の有効活用を提案するサイネージ」の実証実験を行っている。
-
2023.11.14 JR東日本グループ 営業・事業・車両
JR東日本商事 「おやつTIMES」新商品2種類を発売
○…JR東日本商事はきょう14日から、地産品ショップ「のもの」プロデュースの菓子「おやつTIMES(タイムズ)」の新商品2種 類を、のもの各店(東京駅グランス
-
2023.11.14 JR東日本グループ 施設・機器
JR東日本新潟シティクリエイト CoCoLo長岡に「ロフト」 新潟県内2カ所目
JR東日本新潟シティクリエイトは23日、長岡駅ビル・CoCoLo長岡2階に生活雑貨専門店「ロフト」を開業する。
-
2023.11.13 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
羽田みらい開発 グランドオープンで記念イベント 11月17~19日
ロボット試行、VR物産展など 羽田みらい開発は17~19日、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第1期事業)として進めてきた大型複合施設「HANEDA INNOV
-
2023.11.13 JR東日本 営業・事業・車両
JR高崎支社 211系車両の撮影会
JR東日本高崎支社は12月1、2日、高崎車両センター交検庫(前橋市)で「撮ろう211系!夜の交検庫撮影会」を実施する。
-
2023.11.13 JR東日本 予定・計画・施策
JR新潟支社 上野駅で「新潟産直市」
JR東日本新潟支社は16日から、上野駅中央改札外グランドコンコースで「新潟産直市」を開催する。新潟の特産品販売や観光PRを行うもので22日まで。10~20時。
-
2023.11.13 JR東日本 予定・計画・施策
JR盛岡支社 釜石駅会議室をコワーキングスペースに
JR東日本盛岡支社は、釜石駅の会議室をリノベーションしコワーキングスペースとして貸し出す。施設運営を駅社員が行うのは同社では初めて。